うちモミコラム

2018/ 02/ 13
「Olympic」

「Olympic」

2月半ばに差し掛かり、女の子のいるお家は、もう雛人形を飾ってますでしょうか?

色々と話題の冬季オリンピックが始まり、一歩間違えば生命をも危険に晒すアクロバティックな競技をTVで観ていると、
ふと「嫁入り前の娘っ子がこんな危なっかしい競技の選手というのは、親はどんな複雑な感情なんだろうか…?」と考えてしまいます。
まあ、選手の感情にしろ、親の感情にしろ、なってみないと計り知れないものでしょうが。

ところで、近代オリンピックの歴史の中で「芸術競技」という分野が存在したのをご存知ですか?
1912年ストックホルム大会から1948年ロンドン大会までのごく短い期間です。
元々古代オリンピックでは芸術とスポーツ、そして神様が密接でしたので、
古代オリンピックに近づける為の「芸術競技」だったようです。

絵画、彫刻、音楽、文学、建築、など色々な競技があり、
作品は全てスポーツがテーマでなくてはならなかったようで、
スポーツ競技とは違い「メダル該当者ナシ」も。

ちなみに日本人は、絵画の分野で2人メダルを取っています。
作曲競技では「赤とんぼ」の作曲者である山田耕筰が日本代表として出場経験があるそうです。

残念な事に作品の輸送が困難などの理由から、1948年のロンドン大会を最後に、
競技から⇒開催国の芸術展示に切り替わりました。
開会式などのパフォーマンスもこれに含まれるようです。


様々なプロフェッショナルな世界では「競技会」というものが行われていますよね。
スポーツから芸術、手先を使う技術的な職業、などなど。
マッサージの世界にも存在するのだろうか?
と、これまた「ふと」気になってリサーチをしてみました。

「マッサージ」という大きなくくりでは、そのようなものは見つかりませんでした。
考えてみれば当たり前で、マッサージを受ける側の感じ方によって評価は十人十色です。
その点に関しては芸術も同様でしょうが、芸術は目視すること聴き取ることができますが、マッサージはできません。
それに、例えば絵画は真っ白いキャンバスから描き始めますが、
マッサージの受け手をキャンバスに置き換えて考えるなら、それぞれ違うたくさんの色で塗りつくされたキャンバスの上から手を加えるような事になるので、
やはり評価採点をするのはとても困難だと思われます。


うちモミには様々なタイプのセラピストがいます。
出来る手技、範囲、得意とする技術、それぞれに違います。
アナタのベストなセラピストに出会えますように…



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