うちモミコラム

2019/ 01/ 07
七草粥

七草粥

皆様、どんなお休みを過ごされましたか?
4日から早々に仕事始めだった人も、有給休暇を利用して長い連休にした人も、はたまたお休みなく働いていた人も…
暮れの忘年会からお正月にかけての暴飲暴食、身に覚えありませんか?

今日は平安時代から食べられているという七草粥について。
以下、七草の効能や栄養素です。

・セリ
葉が競り合うようにして出てくることが名前の由来。
セリの香りに含まれるオイゲノールなどには鎮静効果、ピラジンには血栓予防・肝機能向上効果が期待できる。
ビタミンC、ミネラル、βカロテン、食物繊維が主な栄養素。

・ナズナ
見た目が撫でたいほど可愛い花だから「撫菜(なでな)⇒ナズナ」など、名前の由来は諸説あります。
ぺんぺん草と言えばピンとくるアレ。
癖がなく甘みが強い。
乾燥させて煎じたものなどは、肝臓病、解熱、下痢、高血圧、生理不順、便秘などの改善に効果があるとされ、民間薬として用いられる。
βカロテン、ビタミンCの他に、血液凝固作用や骨の健康維持によいとされるビタミンKも含まれる。

・ゴキョウ(ハハコグサ)
刻んで日干ししたものには咳止め効果があるとされる。
健康茶として飲まれることも。
ルテオリングルコシドという成分が含まれており、抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗酸化作用、免疫機能の正常化
、発癌抑制、抗癌作用などがあるとされている。

・ホトケノザ
正式名称はコオニタビラコ(キク科)ですが春の七草ではホトケノザと呼ばれます。
正式名称がホトケノザ(シソ科)の植物は食用ではないので間違って食さないように。
効能は、健胃、整腸作用、高血圧予防。
詳細な栄養などはあまり知られていません。

・スズナ
蕪(かぶ)を昔はスズナと呼びました。
生で食べると胸やけなどに、加熱すると冷えによる腹痛を防ぐ効果があり、冬の風邪予防に効果的。
主な栄養素は、根(白い実の部分)はジアスターゼ、ペクチン、ビタミンCで、葉の部分はビタミンA、C、B1、B2です。

・スズシロ
大根を昔はスズシロと呼びました。
消化不良や胃酸過多、二日酔い、胃潰瘍、胃炎などに効果があり、咳、頭痛、発熱などに薬効があります。
消化酵素が豊富に。
葉の部分にはカリウムやカルシウムなどの栄養素もあります。


ざっと見るだけでも、お正月で疲れた胃腸には優しく染みわたりそうですね。
今時は炊飯器で簡単にお粥が作れますから、湯がいて刻んだ七草をお粥に散らしす食べ方なら簡単です。

是非試してみてください。


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