うちモミコラム

2018/ 03/ 21

「菜の花の 向こうに見ゆる 都かな」正岡子規

古の頃より数多くの歌の題材にされてきた花ですが、
やはり今の季節の歌にはダントツで桜が多いでしょう。
けれど、意外と「菜の花」も題材にされることは多いようです。
昨年話題になった正岡子規や、夏目漱石の歌の中にも菜の花を題材にした歌が沢山あります。

鑑賞には少し見頃が過ぎてしまいましたが、
スーパーに並ぶ季節の野菜としては今が旬ど真ん中!

▼菜の花(油菜)200g/約1束当たりのの栄養▼

【ビタミン類】
ビタミンA 360μg
ビタミンE 5.8mg
ビタミンK 500μg
ビタミンB1 0.32mg
ビタミンB2 0.56mg
ナイアシン 2.6mg
ビタミンB6 0.52mg
葉酸 680μg
パントテン酸 1.46mg
ビオチン 24.4μg
ビタミンC 260mg

【ミネラル類】
ナトリウム 32mg
カリウム 780mg
カルシウム 320mg
マグネシウム 58mg
リン 172mg
鉄 5.8mg
亜鉛 1.4mg
銅 0.18mg
マンガン 0.64mg
ヨウ素 2μg
セレン 2μg
クロム 2μg
モリブデン 12μg

【その他】
食物繊維 8.4g


ずらっと並べましたが、つまり栄養バランスが非常に良いお野菜である事がわかります。
中でもビタミンCはホウレンソウの4倍近く含まれます。
葉酸、ビオチン、鉄の含有量は野菜類の中ではトップクラスです。
葉酸は、貧血の予防や胎児の発育を助ける働きがあります。
鉄分はご存知の方も多いでしょうが、これもまた貧血の予防、肝臓の解毒効果も期待できます。
ビオチンは、アミノ酸の生成に関わる栄養素なので、髪の健康や白髪予防、肌のターンオーバーを促す働きもあります。疲労回復にも効果的です。
旬の今、間違いなく食べたいお野菜です。

美味しい食べ方。
おひたし、からし和え、パスタ、炒め物、挙げるときりがありませんが…今日は程よい湯がき方を伝授。
地域によって売られている状態が違うらしいのですが、
東京で主に売られている形状は、蕾を含む10㎝くらいが四角く束にされて紙に包まれています。
水洗いしたら三等分に切ります。
沸騰したお湯に根元の部分を入れて30秒 ⇒ 真ん中を入れて30秒 ⇒ 蕾の部分を入れて30秒、
トータルでたったの1分半です。
ザルに上げた後、急いでいる時は冷水にくぐらせてから絞ればいいのですが、絞らず冷ます方が水っぽくならず美味しくいただけます。
これに、花削りとお醤油だけでもう絶品です。
食べ方によって湯で時間の微調整をして、是非春の味覚をお楽しみください。





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