「ハッカ油」と「ペパーミント」
他にもペパーミントの精油にはいろいろな側面が。
O-157が騒がれた当時、
ロッテの中央研究所がペパーミントの精油たった0.04%で実験上はO-157大腸菌を完全死滅させるという発表をしました。
まな板・キッチン・トイレなどの消臭や掃除には欠かせない！
また焼き肉屋さんでは帰りにミントガムをもらいますが、
口臭消しだけではなく、
お肉を食べた消化器系の働きを促進させるためにも役立っているのです。
「Mint」は英語、
イタリアスペインなどラテン語では「Mentha」、
日本語は「薄荷」、
言い方が違うだけで同じものを指しているように思いますが、
薬局で購入できる「ハッカ油」は
精油の「ペパーミント」と同様には使用できません。
日本薬局方のハッカ油は矯味矯臭剤として、
香りや匂いが鈍くなった時の改善法として用いるなど医薬品としての扱いになります。
用途としては調剤に用いられます。
ペパーミントは雑貨であり、
２種を比べると香りも異なり作用特性も異なりますので同様に扱うことは出来ません。
アロマセラピーとして使用する時は
学術名が「Mentha piperita」のペパーミントを使用、
ハッカはペパーミントと同じMentha科ではありますが植物自体も異なり、
ペパーミントに比べてメントールの含有量も多く
粘膜や皮膚への刺激も強いので、
アロマセラピーでは用いられていないのです。
正しく使い分けて、活用してくださいね。
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